基礎体温の避妊
基礎体温の避妊について考えたいと思います。妊娠に対して効果的である基礎体温測定ですが、逆の言い方をすれば避妊に対しても効果的であると取ることができます。それは、妊娠しやすい時期を基礎体温によって判断しその時期を外して行くことで可能となります。ただ、この方法は絶対ではなく可能性を低くするやり方であるという事を理解してください。
基礎体温の避妊について、具体的に述べていきます。基礎体温計を購入されると必ず説明書がついてきます。その中に書いてある事なのですが、排卵日から5日後くらいから生理のくるまでの間は「妊娠しない期間」と判断できます。これは、実際に排卵から5日も経過すれば、卵子がもう生きている状態ではなく、次の生理が車での期間は説明書どおりの「妊娠しない期間」と判断することができます。通常は、卵子は1日程度の寿命と言われています。卵子があってこその精子ですので、精子が子宮にいても妊娠する事はありません。
基礎体温の避妊についての前提となるのですが、これは排卵日がはっきりとわかり、断定できる方では言えることであり、排卵日が曖昧であれば全ての意味がありません。その為、この方法では可能性を低くするやり方であると言えます。大切な子供の事、さらにその後の生活を大きく左右して行きますので基礎体温の避妊に対して、よく考えて慎重に行ってください。